沖縄にルーツを持つ鶴見区民らが中心となり企画された鶴見ウチナー祭が11月4日と5日の2日間、入船公園=弁天町=で開催され、延べ5万5千人が「鶴見の沖縄」を楽しんだ。
沖縄出身者が多く、関東でも有数の沖縄タウンとして知られる鶴見区。昨年に続き2回目となる同イベントは、東寺尾で沖縄ショップを運営する(株)琉球エージェントが、これまで横浜産貿ホールで開催してきた企画をもとに、開かれたもの。
両日とも、区内沖縄料理店らによる模擬店や、シーサーの色塗りなどの体験コーナーといった60超のブースが出店。人気デュオ「やなわらばー」や、沖縄伝統のエイサーなど計22組が出演したステージもあった。
また、今年の目玉となった「めざせつるみ1000人三線」の企画には、約100人が参加。各自が持参した三線を手に、練習曲としても有名な『安里屋ゆんた』を一斉に演奏し、会場を盛り上げた。関係者は「来年以降も継続して、だんだんと人数が増えていけば嬉しい」と声を揃えた。
市場から親子4人で訪れたという工藤優介さんは「沖縄の食材や飲み物がたくさんあって、本場を味わった気分。また来たい」と笑顔を見せていた。
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