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鶴見区版 公開:2017年11月23日 エリアトップへ

ワッくん鶴見カルタの挿絵を描くなど、イラストレーターとして活動する 浦川 柳介さん 馬場町在住 75歳

公開:2017年11月23日

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似顔絵にそそぐ人生

 ○…「鶴見っ子だから、少しでも役に立てるなら嬉しい」。7年前のワッくんカルタ完成時に続き、内容変更に伴う1枚のみという今回のリニューアルの話もすぐに引き受けた。日本初の鉄道が鶴見を走る様を読んだ句に合わせ、鶴見川を渡る機関車を描いた。パステル調にした絵は、集めた資料をもとに、パソコンを使って3日で仕上げた。

 ○…東台小、寺尾中、鶴見高と、まさに鶴見っ子。教科書やノートの端に描くほど、絵が大好きだった少年時代。「理科の授業で描く絵を友人に頼まれていた」と笑う。デザインスクール卒業後、広告制作会社にデザイナーとして勤務。フジパンのキャラクターとして、包装やトラックなどに使われ長年愛された、麦を持ったとんがり帽子の小人を作った張本人だ。さまざまなデザインを手がけるも、徐々にイラストレーターに転向。好きな似顔絵を描きたいと、25年前に独立した。自身の挿絵を使った連載が、夕刊や週刊誌に掲載されていたこともある。

 ○…小さいころから顔に興味があった。「粘土でも顔を作っていたくらい」。理由は「なんでだろう」と首をかしげるが、特徴ある面白い顔が好きだ。独立後、学校参考書や法廷画家なども経験したが、似顔絵にこだわる。1週間に1人くらいのペースで描き、ホームページに並ぶ有名人は300人を超える。「妻からは過度な誇張があるとダメだしされる」と苦笑い。話題があって面白い顔の人を探すため、テレビやインターネットでの調査にも励む。

 ○…絵は趣味みたいなもの。ただ描けなくなるときもある。そんなときは諦めて違う人を描く。でも描くことはやめない。自己満足のリフレッシュとして、せせらぎ緑道の掃除、あとは健康のためのウォーキング。「絵以外はそんなところ」。遠回りしながら、ブレずにたどり着いた場所。「絵でお金をもらえたら、こんなに嬉しいことはない」。純粋に、似顔絵道をひた走る。

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