神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2017年11月23日 エリアトップへ

京浜臨海部地元3社 キリン工場に光のシンボル 旭硝子、JFEテクノス協力

社会

公開:2017年11月23日

  • LINE
  • hatena
麒麟が浮かび上がる幻想的なシンボルサイン
麒麟が浮かび上がる幻想的なシンボルサイン

 区内臨海部企業の技術を集めたガラス製のシンボルイルミネーションサインが、11月15日、キリンビール(株)横浜工場=生麦=のエントランスに誕生した。同日、完成式が行われ、関係者らは「鶴見、横浜の新たな観光資源になれば」と声を揃えた。

ガラスにイルミ、技術結集

 シンボルサインが設置されたのは、同工場見学エントランス部分にある円形の植栽部分。麒麟のデザインをあしらったガラス製のオブジェは、AGC旭硝子京浜工場=末広町=が制作し、その周囲を照らすイルミネーションは、JFEテクノス(株)=同=が手がけた。

 旭硝子によると、高さ約2m、幅約3mのガラス製のオブジェには、車のフロント部分のような合わせガラスを採用。焼きつけたデザインをはさみ込む三層ガラスとなっており、立体感を出すため、麒麟の各パーツをわけて3枚で一対となるように仕上げた。「チャレンジしたことのない珍しい手法」と担当者は語る。

 一方、オブジェを照らすイルミネーションには、4千球のLEDを配置。都心のイルミネーションの代表格、丸の内仲通り周辺の装飾施工を手がけるJFEテクノスが、その技術を披露している。

観光の一端担う

 もともと京浜臨海部の企業として、つながりのあった3社。シンボル制作は、首都高横浜北線の完成にともない、キリンが進めていたエントランスゾーンの完成がきっかけとなった。

 北線の高架建設の際、今回の植栽部分にあったシンボルツリーの移設を余儀なくされたことで、代わりになるものをとキリン側が発案。見学施設に使用している太陽光発電ガラスは旭硝子製、敷地内のイルミネーションはJFEテクノスに依頼と、両者と直接付き合いがあったことから、3社協業が実現した形だ。

 キリンビール横浜工場の神崎夕紀工場長は「旭硝子さん、JFEテクノスさんの協力で、技術を集めたシンボルサインができた。横浜の観光資源の一端を担いたい」と話した。

 イルミネーションの点灯時間は、午後5時15分〜午後10時まで。工場の定休日以外は通年で点灯する予定となっている。

夜景プロジェクトの一つに

 3社によるシンボルサインは、現在市内で展開されている、省エネ技術とアートによる夜景作りプロジェクト「スマートイルミネーション横浜2017」の中で、プログラムの一つとしても紹介されている。

 詳細はホームページ【URL】http://smart-illumination.jp/program/参照。

鶴見区版のトップニュース最新6

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

鶴見線や地域の歴史を調査

入船小学校旧5年1組

鶴見線や地域の歴史を調査

鶴見駅にレポート掲示も

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook