安善町の米海軍鶴見貯油施設で先ごろ、鶴見消防署、安善町共同防災組織、米海軍消防隊の3者による合同防災訓練が行われた。
合同訓練は、横浜市消防局と、米海軍日本管区司令部との間で締結されている消防相互援助協約に基づくもの。米海軍施設のある市内臨海部各区で実施されている。
区内では有事の際の連携を深めるため、年に一度実施されてきたが、2014年以降、双方の予定が折り合わず休止されていた。
隊員同士の交流も
二日間にわかれて行われた訓練には、3者から計12隊・約60人の消防隊員が参加。タンク火災が発生したことを想定し、高所放水のための連携を確認した。訓練後には隊員同士で交流する機会も設けられ、「お互いに顔の見える関係づくりにつながった」と参加隊員は話す。
鶴見消防署によると、米海軍隊とは指揮系統や使用資機材などが異なるため、こうした合同訓練は重要だという。同署警防第二課の後藤正宏さんは「簡単に入ることができない施設で連携が確認でき、有意義だった」と話した。
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