鶴見区版 掲載号:2018年1月1日号 エリアトップへ

白井勝晃さんインタビュー 「一番好きなものを伸ばす」 ”世界一”を生む秘訣とは

教育

掲載号:2018年1月1日号

  • LINE
  • hatena

 横浜市鶴見区で「鶴見ジュニア体操クラブ」を経営し、選手の育成に尽力する白井勝晃さん。三男・健三選手は昨年の世界選手権の種目別ゆか、跳馬で金メダルを獲得し、個人総合でも銅メダルを掴んだ。”世界一”を生む子育てや指導法などを聞いた。

 ―基本とする指導は。

 子どもたちには何か一つだけで良いから一番になれという教育をしてきた。男子の体操は6種目(ゆか、跳馬、平行棒、鉄棒、あん馬、つり輪)がある中で、『一番好きなのはなんだ?』というところからスタートした。全てを最初からレベルアップするのは苦しいことばかりになる。好きな部分を伸ばしていけば、選手も少し楽になる。

家訓が原点

 ―子育てでは。

 息子たちが小さい頃から「約束を守る」「ものを大事にする」「嘘をつかない」「こそくなことをしない」などの家訓を設けて家に貼り、サインさせた。間違ったことをすれば『ここに書いてあるじゃないか』と話し、生半可な気持ちではなく、約束したのだから守らなければいけないのだと。その重要性を伝えることで人としての基本ができた。

 体操選手である前に一人の「人」。礼節はきちんと守らなければならない。指導でも、あいさつをすることでのコミュニケーションや礼節を大切にしている。そうした”人としての基本”は、トップ選手になるほど必要不可欠なもの。

 ―体操を志す子どもたちに伝えてきたことは。

 一つはしっかりと勉強をすること。学校の勉強に背を向け、日本の文化や歴史を知らずに体操だけやっていれば良いという選手に、日の丸は背負えない。

 そして長い時間を切磋琢磨する友人たちと仲良くすること。苦しい時に支え合い、人を励ますことは、後の自分にも返ってくる。

 ―家族での過ごし方は。

 子どもたちが小さい頃から家族旅行には必ず行くようにしていた。家族そろっての完全なオフは正月しかないが人里離れた沖縄のホテルでリラックスする。できるだけ力を抜いて、体操以外の話題を話す。家族はフランクな関係。子どもたちは素直で、あまり怒ることがない。大会には応援に行き、それぞれの背中を押してきた。

失敗を糧に

 ―アスリートが大切にすべきことは。

 競技をする中で一番大事なのは順位ではない。その期間でどれだけやり切ったかということ。選手には未来がある。大きなミスがあっても、その悔しさを克服するために次の練習に向かうのがアスリート。私は若い選手のミスを卑下するのではなく、その時は大いに「泣けよ」と話し、次は失敗しないようにしようと励ます。失敗が次の糧になる。

啓進塾 新入塾生を募集

中学受験専門 本当の「賢さ」を育てる 入塾説明会など開催

http://www.keisin.com

<PR>

鶴見区版のローカルニュース最新6

松蔭寺の「如来像」展示中

松蔭寺の「如来像」展示中 文化

市内最古 歴博で仏像展

2月25日号

洗濯板で手洗い体験

新鶴見小学校

洗濯板で手洗い体験 教育

 児童ら 昔の生活学ぶ

2月25日号

住警器設置呼びかけ

一カ月で火災死者4人

住警器設置呼びかけ 社会

鶴見消防署が危機感

2月25日号

春感じる満開の菜の花

春感じる満開の菜の花 文化

リバーサイドガーデン

2月25日号

防災学ぶ講演会

防災学ぶ講演会 社会

体験者講師に

2月25日号

市仏教会 弁当を無償配布

市仏教会 弁当を無償配布 社会

区内は専念寺(市場)で

2月25日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月16日16:09更新

  • 1月1日0:00更新

  • 11月5日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

一人暮らし女性へ「おこめ券」プレゼント

【Web限定記事】

一人暮らし女性へ「おこめ券」プレゼント

横浜市社協などが生活支援

3月7日~3月7日

鶴見区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年2月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク