超高齢化社会に突入して久しい現代の日本。一昨年の厚労省の調査では、日本人の平均寿命(0歳の平均余命)は女性87・14歳、男性80・98歳となり、女性が4年連続、男性が5年連続で過去最高を更新中だ。
昨今では、「人生100年時代」などと言われ、いわゆるセカンドライフ期間が長期化。長寿は喜ばしいが、重要になってくるのが、いかに健康でいられるかではないだろうか。
一人ひとりの努力
鶴見区の平均寿命は女性が85・61歳で市内18区中14位、男性が78・76歳で同17位(2011年横浜市調べ)。これに対し、健康寿命と類似する指標となる「平均自立期間」(日常生活に介護を要しない期間の平均)では、鶴見区は女性82・25歳で市内17位、男性は77・94歳で同16位(15年市調べ)といずれも低い結果となっている。
昨年、区内の65歳以上人口は6万人を突破し、要介護認定者も1万人を超えている。区は、健康寿命延伸などを目標に、区内健康関連団体からなる鶴見区健康づくり推進会議を設立。民間などとの協働でさまざまな事業を展開しているが、健康でいるための努力は、一人ひとりに任せられているもの。日常生活の動作で自然と心身機能は高まるとされる。趣味や仕事、地域活動など、今年こそ何かを始めるきっかけを見つけてみてはどうだろうか。
健康寿命と聞くと高齢者の問題と思いがちだが、現役世代も要注意。若いころからの健康維持が、定年後につながるからだ。
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つるぎん27日に4月25日 |
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