鶴見区版 掲載号:2018年1月18日号 エリアトップへ

鶴見中央地域内で緑化推進運動を行う 畑井(はたい) 勝也さん 鶴見中央在住 74歳

掲載号:2018年1月18日号

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学び舎想う”花咲かじいさん”

 ○…「花を見て怒る人はいない」。鶴見神社や鶴見中学校前の花壇に菜の花を植えるなど緑化推進を進める傍ら、鶴見小学校での栽培指導を続け、8年。「せっかく苗を植えても、野菜がならなかったら感動もない。面白いと思ってもらえる授業がしたい」。こだわりは児童に一人ひとつ、プランターを持たせること。「自分のものじゃないと愛着もわかないでしょう」。他にも生麦小、下野谷小で指導を行うなど幅広く活動を続けてきた。実績が認められこのほど、かながわトラスト緑財団の学校関係緑化コンクールで金賞を受賞。「なんてことないただの花咲かじじいだよ」。そういって笑う。

 〇…生まれも育ちも鶴見。大学で教員の免許を取得し、初めに赴任したのは寺尾中学校だった。技術科目を教えるなかで必ず出てくる栽培の授業。研修や農家を営んでいた親戚に教わりながら、専門知識を学んだ。その影響もあり、定年退職してからも家の屋上で野菜を育てることが趣味になった。鶴見小へ通っていた2番目の孫が担任へ伝えた「おじいちゃんが野菜を育てている」の一言から、ボランティア活動をするように。「孫も娘も鶴見小にお世話になっている。恩返ししなきゃなと思った」

 〇…学校でチューリップの植え方の指導をしていた時のことだった。ほとんどの児童が植え終わった頃、3人の児童が心配して、作業が進んでいない女の子を連れて来た。小1の子どもたちが助け合う姿に心を打たれた。「学校はマイナス面ばっかり取り上げられることが多いけど、実際には助け合ったり、良い所はたくさんある」

 〇…最近は活動を保護者も手伝ってくれるようになった。「そうじゃなきゃ小学校教諭は忙しくてたまらない」。手伝いを続けるのは何より先生たちのため。「子どもたちに向き合ってもらう時間をたくさん作ってほしい。良い先生を育てたい」。熱い想いを持って、地域のために奔走する。

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