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矢向地区連合会の交通部長を務める 伊藤 充繁さん 矢向在住 78歳

掲載号:2018年2月15日号

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「安全の輪」広げたい

 ○…放置自転車の取り締まりなど、矢向地区の交通安全のために活動する。「矢向は自転車に乗る人が多い。足腰が悪いって人も自転車なら乗れるからね」。同時にマナーの悪化を心配する。「赤信号でも平気で渡る人を見るとひやひやするよ」。このほど開催した自転車交通安全教室では、中心となって指揮をとった。「誰かが声を上げて、開いていかなければとは思うが、人集めが大変。活動の輪を広げていかないと」

 〇…「ワンパクな子どもだった」と昔を振り返る。お寺の庭で朝から晩まで野球をやって過ごした幼少時代。中学生の頃、所属していたソフトボール部では部長も経験した。就職を機に鶴見に。自動車や鉄道などメーカーの営業として全国各地を飛び回った。「北海道から沖縄まで色々な所に行った。取引先のお客さんに名所を紹介してもらったりして、その土地を知れるのが楽しかった」。2人の子どもに恵まれてから地域に深く関わるように。体育指導員となり、子どもたちに得意のスポーツを教えた。「教え子たちが今、町内会に入って。頼んだら色々とやってくれて嬉しいよ」とにやり。今では矢向南町町内会の会長としても活躍。「子どもを育ててくれた地域に恩返しがしたかった」

 〇…趣味は写真。一眼レフを持って、季節に合わせて各地に赴く。三ツ池公園や近隣病院に写真を飾ってもらったこともある。携帯にはひ孫の笑顔が。「7人のひ孫は目に入れても痛くない」と微笑む。「同じ場所や人でも日々変わる。その時にしか会えない一瞬を撮るのがたまらない」

 〇…子どもたちや高齢者はもちろんだが、一番参加してほしいのはお母さんたちだという。「実は中間の年代の事故が一番多い。電動自転車など使うと、速度もあるので怪我をしやすい。子育てや仕事に忙しい年代にどう伝えていけるか」。その眼差しには真剣そのもの。地域の安全を真摯に考え、奔走する。

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