鶴見大学図書館で現在、『源氏物語』に登場する小道具をテーマにした貴重書展が開かれている。期間は28日まで。鶴大図書館は多くの貴重書を所蔵しており、定期的に展示を企画。今回で148回目となる。
登場人物が有名な『源氏物語』の中で、香炉や文房具などの小道具にスポットをあてた同展。古くは鎌倉時代のものから、江戸時代などに書かれた『源氏物語』約20点を展示。小道具の出てくるページを開いた形で並べ、その内容を解題で一般にもわかりやすいように説明している。
監修した同大文学部の高田信敬教授は、「楽器は知られているが、椅子やテーブルも出てくる。解題を見ながら楽しんでもらえれば」と話す。時間は平日午前8時50分〜午後8時、土曜は午後6時まで。日祝休館。入場無料。
2月24日には、高田教授による講演会「席の示し方―源氏物語円座異解―」も実施。午後2時〜3時。参加費無料。申込不要で当日直接同大図書館へ。(問)【電話】045・580・8274
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