事故防止のため反射材の活用を促す交通安全キャンペーン(鶴見警察署ら主催)が2月16日、シァル鶴見の屋上であった。
反射材とは光がどのような方向から当たっても光源に向かってそのまま反射する素材で、夜間の歩行者の発見に効果的とされる。
当日はミニ白バイや反射神経測定器が用意され、家族連れの買い物客らが楽しんだ。子どもらが祖父母に贈るための手作り反射材コーナーも設けられた。
歩行者の死亡事故多数
県警察によると、昨年、県内の交通事故死者数全体の47%を高齢者が占め、このうち64%が歩行中だったことから、2月15日から24日まで反射材直接貼付強化旬間とし、反射材の活用を呼び掛けた。
昨年、鶴見警察署管内の交通事故発生件数は680件で、高齢者が関係する事故は221件と全事故の33%を占めた。事故による死者数は全体で6人に上り、そのうち高齢歩行者は3人だった。同署は「夜間に出歩く時は反射材を身につけてほしい」と話した。
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