神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2018年3月8日 エリアトップへ

横浜商科大学生 “駅ハイ”のコースを企画 鶴見の魅力を発信

教育

公開:2018年3月8日

  • LINE
  • hatena
佐々ゼミのメンバー
佐々ゼミのメンバー

 JR東日本が企画する地域の魅力を楽しむためのウォーキングイベント「駅からハイキング」。区制90周年を記念し、横浜商科大学の学生が鶴見駅からのコースを企画。正式に採用され、3月末まで実施されている。

 駅からハイキングは、JRの駅をスタートとゴールとする参加無料のウォーキングコース。季節ごとにコースは更新される。

 学生が企画する駅からハイキングは、県内では3年前に県立二宮高等学校が行って以来2回目となる。

 起業家や経営後継者の育成に取り組む佐々徹教授のゼミ生約40人が6つのグループに分かれ、「鶴見の魅力を伝えるコース」を企画。実際に地域を回りながら、3カ月かけて区内の史跡や観光スポットを調査し、昨年7月に行われたコンペで最優秀賞に選ばれた「歴史」と「坂」をテーマにした2チームの合体コースが正式に採用された。

歴史と自然に注目

 企画は鶴見駅をスタートし、馬場花木園や大本山總持寺を通る歩行距離約13・5Kmのコース。歴史や自然を楽しみ、鶴見の工業都市というイメージとは異なる側面を発見できることをコンセプトとしている。

 歴史をテーマとしたチームの代表・中司拓馬さんは「時間の流れを忘れ、ゆったりできるようなコースになっているはず」と話す。

 地域を回っているうちに坂が多いことに注目し、区内の坂を中心に調べたチームの代表・城戸颯人さんは「観光スポットでない場所に目を向けた。なにげない道の魅力を伝えられたら」とコメント。

 また、同大学独自ブランドのグッズ販売などに取り組む吉田隆弘教授のゼミでは、参加者に配布する無料の景品を制作。参加中に拾った花や葉などをしおりにできるキットを考案した。

 2月24日から実施された同コースは初日だけで302人が参加。JRの担当者は「想定以上に多い数字」としている。

鶴見区版のトップニュース最新6

鶴見川維持へ生態調査

鶴見小学校5年生

鶴見川維持へ生態調査

地元企業らと円卓会議も

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

沖縄料理店マップを作成

潮田食べ歩きの会

沖縄料理店マップを作成

動画で店舗紹介なども

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

防災・子育てなど5本柱で

鶴見区予算案

防災・子育てなど5本柱で

自主企画事業に約1億円

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook