鶴見区は、横浜商科大学や地域らと連携し、鶴見の魅力を発信する「案内人」育成のための鶴見コンシェルジュ養成講座を5月からスタートさせる。区内に点在する歴史や文化などの魅力を学び、案内役を担う人材を育成。観光面の強化につなげる考え。
講座は、区と包括連携協定を結ぶ商大が発案。区は「千客万来つるみ」プロモーション事業、商大は観光マネジメント学科を設置していることから、観光面の推進などで思惑が一致した形だ。
実施にあたっては地域の力も必要と、ともに歴史や文化、観光関係に明るい、鶴見区文化協会、鶴見歴史の会、鶴見みどころガイドの会に協力を依頼。5者が協働で鶴見コンシェルジュ養成講座実行委員会を設立した。
イベント時に活動検討
内容は古墳時代から近代までの歴史や文化のほか、現存する建築遺産を学ぶものなど、全12回を企画。講師は各専門家や大学教授など。8回以上の参加者には修了証が授与される。鶴見区担当者は「まずは魅力を知ってもらう形だが、将来的に資格にできればという話は出ている」とする。
受講後の活動としては、イベント時などにブースを設け、観光案内人として活躍してもらうことなどを検討。同実行委員会が仲介役として、イベントとのマッチングなども行いたいとする。
5月10日から開講し、8月2日まで毎週1回、区役所など鶴見駅周辺で行われる。また、日中仕事のある社会人にも参加してほしいとし、主な開始時間を午後6時〜にするなど工夫している。
1回から参加可能。受講対象は高校生以上。各回定員30人。参加費は鶴見区民1回5百円(その他は1千円)。12回一括申込みの場合は区民4500円(他9千円)。申込・問合せは同大教務課【電話】045・583・9062(祝日除く月曜〜金曜午前9時〜午後4時半)。
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