「メディアでは介護業界の大変さが取り上げられることが多い」と話すのは区訪問介護連絡会の本間忠志会長。まだ30歳という若さで、区内60の介護事業所のうち7割以上が加盟する同会をまとめる立場についた。
本間さんがヘルパー2級の資格を取ったのは高校生の頃。若いことでお年寄りから反発されたりと、大変なこともあるが同時に教わることも多く、仕事の喜びをもっと伝えたいという。特に嬉しかったのは、脳出血から立ち直り、仕事復帰までの手伝いができたことや、本人が満足するような形で最期を迎えられた時。「介護は自立を促すものだから世話じゃなくて、お手伝い。本人の頑張りが見られた時や『ありがとう』と言われるとやっぱり嬉しい」。厳しいイメージが先行する介護職だが、やりがいも多い。一緒に働く仲間を募っている。
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