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鶴見に”恩返し”を 弁当配達ボラ 活動続け23年

社会

掲載号:2018年5月31日号

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利用者に声を掛けて回るメンバー
利用者に声を掛けて回るメンバー

 潮田地域ケアプラザを拠点に、弁当配達などの活動を続けてきたボランティアサークル鶴の恩返し(通称・つるおん、大野鎮夫代表)。活動を続けて23年。これまで届けた弁当は約8万個に上る。

 つるおんは現在、60歳以上のメンバー24人が所属。毎週火曜と木曜日、鶴見区の海側に住む高齢者の弁当配達をメインに、パソコン講座や利用者の庭の剪定、掃除といった「おたすけまん」など、幅広く活動する。

 きっかけは1994年、潮田地域ケアプラザ(当時の潮田住宅支援サービスセンター)主催の「男性のための福祉講座」だった。ボランティアが少ないという現実を知った参加者4人が集まり、翌年に発足。ケアプラザの地域向け活動として、高齢者への弁当配食が始まったことに合わせて、配達を開始。調理は女性ボランティア団体ランチ・さるびあが担当。会員数は百人近くになることもあった。

 つるおんの名前はメンバーが候補を持ち寄り投票で決めた。「鶴見区に恩返しをしたい」という思いが込められている。

声掛けで顔見知りに

 5月17日に行われた活動では約40食を配達。メンバーの一人である松永芳久さんは近隣の自宅4カ所を回った。届け先は基本的に担当制。顔見知りになることで、高齢者の見守りも行う。松永さんは体調を尋ねながら積極的に声を掛けていた。利用者は「足が悪いから一人で買い物も難しい。美味しいし、いつも助かっている」と感謝した。

 大野代表は「気軽にできるし、これからも継続していきたい。興味がある人はぜひ協力してほしい」と話した。

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