鶴見図書館と、鶴見大学、横浜商科大学の図書館が6月22日から、「大人のための図書館ツアー」を開催する。鶴見図書館は「普段入ることのできない裏側を体験できる貴重な機会」として、参加を呼びかける。
読書推進目的に
鶴見図書館と区は2015年、読書活動推進目標を策定。このツアーは、その一つに掲げた「大学との連携」を具体化する施策として、一昨年に企画された。年に2回企画されたツアーには、延べ約70人が参加。昨年は人手不足により断念したものの、好評だった前回なども踏まえ、2回目の実施にいたった。
社史や貴重書見学
商大は、商学、観光、経営関連の資料を中心に収集。今企画では、日米のコカコーラ社や南満州鉄道など、国内外の社史を集めた「松本記念文庫」を見学できる。
全国大学図書館ランキングで常に上位の鶴大は、文学部、歯学部関連の専門書のほか、数多くの貴重書を所蔵。当日は通常入れないバックヤードを中心に、貴重書ミニ展示もある。鶴見図書館も、鶴見線や花月園といった郷土資料や、文学全集などを保管する地下書庫を開放する。
日程は、6月22日が横浜商科大学、26日が鶴見図書館、28日が鶴見大学図書館。時間はいずれも午後2時〜3時。対象は高校生以上(鶴見大学のみ区内在住・在勤・在学の高校生以上)。定員は各回先着20人。複数回申し込み可能。
申し込みは、6月12日午前9時半〜鶴見図書館カウンターまたは【電話】045・502・4416。
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