鶴見消防署主催の熱中症予防講演会が6月28日、鶴見公会堂で行われた。当日は、地域住民ら350人が来場。専門家の話に耳を傾け、メモを取る姿などもあった。
この講演会は、本格的な暑さで熱中症による傷病者が多くなる時期に、市民に正しい熱中症の知識を持ってもらおうと鶴見火災予防協会の後援で企画。今年で6回目となった。
今回の講師は、汐田総合病院から医師、看護師、管理栄養士を招き、予防や暑さに負けない食生活など様々な視点から熱中症について学んだ。
「平年並みは昔の猛暑」
関東甲信地方では、昨年より7日、平年としては22日早い6月29日に梅雨明けし、前後するように真夏日が続いている。
市内の熱中症による搬送件数は、7月2日現在で121件(昨年比24件増)。区内は6件(同2件減)と、現在は落ち着いている状況だが、鶴見消防署は「これからが本番」と注意を促す。
今年は猛暑となる予想も出ており、「現在では、平年並みと言っても昔の猛暑に相当するほど。熱中症は命を落とす可能性もあるので気をつけてほしい」と同署。
夏本番に向け、「室内ではエアコン等を活用して温湿度を管理する」「こまめに水分補給」「冷却グッズ活用」「体調の変化に注意し無理をしない」「食事は3食しっかり摂取する」が注意点になると呼びかけている。
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つるぎん27日に4月25日 |
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