生麦の子育て支援施設スタッフら地域有志が、9月7日から生麦地域ケアプラザを会場に、「なまむぎこども食堂」を開設する。運営者は、「子どもに限らず、地域みんなの食卓にしたい」と意気込み、現在準備を進めている。
「こども食堂」は、食事や居場所を子どもたちに提供しようと全国的に広まっている取組。NPO法人や町内会、企業、学生など、さまざまな形で運営されている。区内では駒岡地区センターや老人ホーム、タイ料理店など5カ所ほどで実施されている。
みんな一緒の場に
開設するのは、生麦にある子育て支援施設「はなはなひろば」のスタッフの一人、柳瀬正勝さん=人物風土記で紹介。
柳瀬さんは、同施設代表の松村京子さんとともに、12年前、施設を立ち上げた一人。「開始当初から、年代にかかわらず、みんな一緒に過ごせる場所をという思いがあった」とし、今回は待望のスタートとなる。
また、「はなはなひろば」は市の委託を受けて活動する未就学児向けの居場所のため、「卒業した後も、こども食堂でつながっていける」と、柳瀬さんは開設のきっかけを語る。
月に2回を予定
「楽しい会話が何よりのごちそう」をモットーにするという、なまむぎこども食堂。柳瀬さんをはじめ、地域の有志ら約10人で切り盛りする。
開催は毎月2回を予定し、第1回目は9月7日、2回目は9月22日。時間は午後5時〜8時ごろまでとなっている。
参加は登録・予約制で、毎回最大で50人まで受け入れる。登録料は無料で、料金は子ども200円(3歳未満無料)、大人400円。子どもの参加者は、自分の箸持参で100円分、配膳などの手伝いができた人に100円分、それぞれ割引券を配布するなど工夫する。
「献立は当日のお楽しみ。気軽に参加を」と柳瀬さん。申し込みは各開催日の2日前までに、【携帯電話】080・8865・7536、【メール】mugikodomoshokudo@33.netyou.jpへ。現在、スタッフや寄付も募集中という。
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