区内で振り込め詐欺被害が多発している。鶴見警察署によると8月30日までの被害件数は未遂含む手集計で56件(前年同期比+13件)。被害総額は約1億3080万円(前年同期比+約1900万円)。被害額、件数ともに過去最高を記録した前年に比べても増加傾向。同署は「手交型は相変わらずだが、最近は還付金詐欺も目立つ」と話し「新聞では果物を贈るなど何かしてあげることで信用させる手口もあると騒がれているので注意を」と呼び掛けた。
未然防止に感謝状
詐欺を未然に防いだとして同署は区内の銀行など3社に感謝状を贈った。
表彰を受けたのは横浜生麦郵便局の飯塚昇局長、横浜東寺尾一郵便局の松本茂さん、川崎信用金庫駒岡支店の吉村正人支店長、篠原洋子さん、芝信用金庫尻手駅前支店の板倉和明支店長、村井隆幸さん。
3社とも窓口で100万以上の現金を下ろしたいと訪れた70代〜80代の男女に対応。高額かつ高齢だったことから話を聞くと、息子や孫を名乗る者から「不倫がばれた」「書類の郵送先を間違えた」「鞄をなくした」などの理由でお金を要求する電話がかかってきていた。功労者らはこのようなキーワードから詐欺を確信。上席に報告し、詐欺を未然に防いだ。
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