「病院に行くほどでもないけど、何となく日々もやもやする子育てや体の悩み。助産師さんに相談できます」――。
寺尾地区で子育て支援などを行う団体「てらおS☆MAP」が、寺尾地区センターに「まちの保健室」を開設。子育て中の不安や、女性の体に関する悩みについて、気軽に相談できる場を提供する取組を始めている。
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開設のきっかけは、メンバーの一人が手術をしたこと。代表を務める兼子潤子さんは「自分の体のことって意外に知らないなと、アイデアが生まれた」と振り返る。
相談を受ける専門家は、元助産師で看護学校の講師経験もある高橋桂さんに依頼。メンバーの知人で近くに住み、ちょうど子育てから職場復帰を目ざしていた。
保健室は7月から2カ月に一度のペースでスタート。2回目となった9月5日には、一時間の相談時間中に2組の親子が訪れた。
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「大丈夫、心配ないよ」。高橋さんの言葉に相談者は微笑む。
「ちょっとした悩みは日々心に引っかかっている。それが相談できるのは有難い」。子育て経験のあるメンバーらは口を揃える。
相談に乗る高橋さんは「インターネットなどに情報がありすぎて、選びきれる人は少ないと思う」とした上、「私の答えもあくまでアドバイス。お母さんに選んでもらえれば」と話した。
開催は奇数月の第一水曜日午前10時45分〜11時45分まで。次回は11月7日を予定している。
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