つるみ子育て・個育ちフォーラム運営委員会(大伴好子会長)主催の講演会「特異を得意にかえて」が10月4日、鶴見区民文化センターサルビアホールで行われ、約100人が参加した。
登壇したのは自閉症を持ちながら、ピアニスト、フルート演奏者、会社員として生きる小柳拓人さんと、母・真由美さん。二人揃っての演奏もあった。
幼少期、とにかく多動だったという拓人さんだが、真由美さんは音楽が鳴っている間はじっとしていることに注目。ピアノ教室へ通わせたところ、毎日決まったことを決められた時間に行うことや、指番号を守ることへのこだわりが練習に功を奏し、国際障害者ピアノフェスティバル金賞など多数の賞を獲得するまでに至った。そこからヒントを得て、日本語ワープロ検定を取得。今はPCデータ入力の仕事をして働いており、入力のスピードは一般社員の2倍以上。真由美さんは「特異に思われることも上手く利用することで自信に繋がる」と話した。
拓人さんは11月25日に行われるつるみ子育て個育ちフォーラムでも演奏する予定。
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