鶴見区版 掲載号:2018年10月25日号 エリアトップへ

配食ボランティア「キッチンてらお」を設立当初から支える 増田 美根子さん 北寺尾在住 82歳

掲載号:2018年10月25日号

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続く秘訣は「好き」と「楽しい」

 ○…料理が好き。ただそれだけだと言う。ボランティアとして、設立から16年。初めを知る唯一のメンバーだ。地域の高齢者に手作り弁当を届ける「キッチンてらお」。継続してきた活動が、全国の見本ともいえる内閣府選出の「社会活動参加事例」に選ばれた。「続けてきて良かった。本当に嬉しい」。その一言にこれまでの苦楽がにじむ。

 ○…22歳のとき、鶴見に嫁いできた。自営業だった夫は人好きで、毎日のように家に誰かを招待していた。料理を振る舞うのは一週間のうちに5日。「苦じゃなくて楽しかった」。ボランティアには、近所の誘いで参加した。ちょうど夫を亡くして間もなく。「時間もあって。やってみようかなと」。料理好きな人たちとの活動。それが生きがいになっていた。

 ○…体操にボッチャ、麻雀、今楽しんでいることだ。「実は体調を崩してしばらく休んでいたの。でも、やる気はある」。友人たちから「早く来て」と言われていることを幸せだと喜ぶ。「社会活動に参加することは大切」。町会の運動会には今も出場するなど、身をもって示す。「出ると仲間づくりになるから」

 ○…一年分の献立てや、調理、配達などの人の割り振りなどを一手に担う。「昔からいるから、自然と」。利用数によって買う分量を決めたり、季節に合うものを考えたり、「けっこう大変。でもそれが張り合いなのかも」と微笑む。一人暮らしの現在も三食は欠かさず、料理番組を見て研究したり、試食品を作ったり。「色々頭も使うから、ボケ防止かもね」。そう言って笑う。今後は少しずつ後進に道を譲りながら、変わらずに活動するつもり。「続けてくれる人が多い。楽しいということだと思う」。無理なく互いに協力するボランティアを楽しんでいく。
 

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