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鶴見区版 公開:2018年11月1日 エリアトップへ

鶴見区 「まちづくり」に意見募る 都市マス 改定へ素案作成

社会

公開:2018年11月1日

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2011年に再開発が終了した鶴見駅東口
2011年に再開発が終了した鶴見駅東口

 鶴見区は2016年度から進めてきた、まちづくりの基本的な方針となる「都市計画マスタープラン鶴見区プラン」の改定素案をまとめた。2002年の前回プラン策定以来の改定。人口構造や土地利用といった変化などを踏まえ、分野ごとに将来に向けた方針を示す。区は19年度の改定を目ざし、きょう11月1日から意見募集を開始した。

 「鶴見区プラン」は市全体の方針である「全市プラン」を前提として策定される地域別構想。今回は2019年から39年までの20年間を目安に、鶴見区の将来像と、それに向けた課題解決のためのまちづくり指針などがまとめられている。

 改定作業は2016年からスタート。今回の素案は、区民や工業会、商店街連合会といった区内各種団体との意見交換会を踏まえて作成された。

人口増など現況踏まえ

 素案は、2042年まで続くとされる人口増や高齢化、工業地から住宅地へ転換している土地利用など、現況と課題を整理した上で目標を設置。前回同様、区内の「丘」「川」「海」という3つの地域の特性を生かした環境形成、駅周辺の生活拠点などのまちづくりを進めていく。

 土地利用、都市交通、環境、防災といったテーマ別の方針、さらに各地域からの意見を参考とした地域別の方針も明記している。

全世代に対応

 市内で最も人口の伸びが続き、その中心が子育て世代となる一方、他区と変わらず高齢化は進行している鶴見区。区担当者は素案作成にあたり、「全世代型を意識した」と説明する。

 ポイントとして挙げるのは、市が先ごろ改定した「京浜臨海部再編整備マスタープラン」と、大黒ふ頭のCIQ(税関等)施設の整備。こうした新たな取組も踏まえ、方針が練られた形だ。

説明会も実施

 改定素案の公開は、鶴見区ホームページのほか、鶴見区役所区政推進課、区内各地区センター、鶴見中央コミュニティハウス、鶴見図書館で閲覧可能。概要版は広報よこはま鶴見区版11月号とともに配布される。

 意見は、郵送、FAX、Eメールのいずれかに記入し、〒230―0051鶴見区鶴見中央3の20の1鶴見区役所区政推進課企画調整係、【FAX】045・504・7102、【メール】tr-machirule@city.yokohama.jpへ提出する。個別回答はせず、後日ホームページで公表を予定。公開、意見とも12月14日まで。

 11月13日午後7時〜生麦地区センター、14日7時〜寺尾地区センター、18日午前10時〜鶴見区役所6階で説明会(1時間程度)も実施される。

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