寺尾中学校陸上競技部の女子駅伝チームが12月2日に埼玉県で行われる第27回関東中学校駅伝競走大会に出場する。チームは関東大会制覇を目指し、「誰がどの区間に出ても1番を取る」という強い気持ちで大会に臨む。
11月10日に八景島で行われた県大会には、約60校が参加した。優勝校に全国大会、4位までに関東大会の出場権が与えられる。
当日は、20度を超えるこの時期としては高い気温のなか、5区間12・48キロを争った。寺尾中は1区で7位につけると、2区で6位、3区で5位、4区で4位、5区で3位と着実に順位を上げ、44分20秒で襷をつなぎ、結果は3位。
全国制覇を目指していたチームにとっては悔しい結果となったが、昨年の7位という結果を受けて、先輩たちと交わした「必ず関東大会に出る」という約束は果たすことができた。「悔しいと嬉しいが混ざった気持ち」と3年生は表現した。
目標を共有
顧問の横山和朗さんが「負けず嫌いが多い」と表現する今年のチーム。キャプテンは決めておらず、掲げる言葉は「みんながエース」。いつどこで誰が走っても結果が出せるように準備している。
チームには全員で決めたルールがある。それは練習前に個人で決めた目標を一人ひとり発表し、練習後に振り返ること。目標を共有することで、互いにフォームなど指摘し合うことができ、気持ちを下げないことにもつながっている。
3年の山本莉子さんは「このメンバーで走れるのは最後。今までで一番のパフォーマンスをして誰よりも濃い一日を過ごしたい」と意気込み、横山教諭は「勝つこともそうだが、やっぱり一番は楽しんでほしい」とエールを送った。
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