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鶴見消防団 充足率100%を達成 15年ぶり 市内最高の117人が入団

社会

掲載号:2019年1月1日号

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基礎力の向上を進めている消防団(写真は出初式の演舞)
基礎力の向上を進めている消防団(写真は出初式の演舞)

 鶴見消防団(香取正彦団長)の団員数がこのほど、定員550人を上回る574人となり、2003年以来、15年ぶりに充足率100%を達成した。「団員一人ひとりの思いや、区、消防署などの協力のおかげ」と関係者らは喜ぶ。

 消防団の定員は条例で定められており、市内にある20団の合計は8305人。各団が管轄する地域の面積などを考慮して決められている。市内の消防団はこの1月時点で定員を満たすとした目標を掲げていた。

実を結んだ訴え

 鶴見消防団は1942年に発足。充足率は2003年10月に100%を割って以降、分団統合などをきっかけに下落が続き、定年制が導入された12年に76%と最低を記録。その後、8割台に回復したが伸び悩み、昨年4月1日時点では478人、充足率は約87%にとどまっていた。

 各消防団は昨年7月、「19年1月1日時点で定員の充足率100%を達成する」という目標を設定。鶴見では、これまで行っていた勧誘活動をさらに強化して進めていた。

 「自分の家族も誘えなければ、他の人は誘えない」。団員からのそんな声もあり、家族から徐々に広げて声をかけた。区からの紹介で事業所などにも協力を依頼した。

 結果、必死の訴えに応えるように入団者が急増。鶴見に住む居住地団員が70人、事業所で働く勤務地団員が47人と、市内最高の117人が入団を果たした。

 香取団長は「積み重ねたPRが奏功した。皆さんに感謝したい」と喜ぶ一方、「これを維持し、さらに消防力の底上げなどを図っていく」と気を引き締める。

 山田裕之鶴見消防署長は「消防として心強い。地域の期待にも応えてもらえれば」と話した。

◇ ◇ ◇

〇消防団…消防組織法に基づき、各市町村に設置される消防機関。かつては自営業者などが多かったが、近年は事業所の従業員、学生や主婦など幅広い。地域の防災リーダーとして活動する。

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