鶴見区版 掲載号:2019年1月10日号
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全日本積穂俳画協会講師で、区内で初めての展示会を開く 高木 シヅ子さん 馬場在住 74歳

「適当なくらいが丁度いい」

 ○…俳句に添える絵「俳画」。細かく書き尽くさない運筆で想像する余韻を持たせる日本の伝統文化の一つ。俳画の第一人者と言われる藪本積穂氏が創設した全日本積穂俳画協会の講師として、自宅やカトリック鶴見教会で教室を開く。モットーは、まず生徒に楽しんでもらうこと。「楽しい雰囲気にするのは得意かも」。こちらまで元気になるような笑顔を見せる。

 ○…広島の福山市で育った。鶴見に来てからは40年以上になる。病気で療養中に俳句を作っていた母。俳画と出会ったのは母と教会のバザーに行った時だった。たまたま俳画の講師が自身の作品を出していた。「これ素敵ね。いいじゃない」。母の一言と小学生から書道を続けてきたこともあり、教会で開かれていた教室の生徒第一号となった。のちに銀座の教室にも通うように。魅力にはまって気付けば30年以上。俳画は下書きもしない一本勝負。「だからその人の持ち味が出る。真面目に書くよりも、抜けていて、適当なくらいだと味が出て、想像できて面白い」

 ○…夫と娘、息子の4人家族。息抜きは寝ることと、人と話すこと。教会で静かな時間を過ごすのも大事なひと時。寺尾地域ケアプラザでデイサービスのボランティアを続けて早20年。新年、俳画で干支が描かれたお弁当ののし紙はみんな喜んで、大切にとっておいてくれる。「人が好きだから、喜ぶことがしたい」

 ○…俳画と聞いても知らない人が多く、毎回ショックを受けるという。生徒は70〜80代がほとんどで、高齢化している。「なんとかして若い人に、色々な人にこの魅力を伝えたい」。眼差しは真剣だ。「いつまでも描いていたい」と俳画への熱い気持ちが伝わってくる。「いつかは母の俳句でも描けるといいかな」。思いを胸に、これからも描き続ける。
 

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