区内タグラグビーチーム豊岡オールスターズが2月16日、17日に東京都で行われる第15回全国小学生タグラグビー選手権大会の全国大会へ出場する。メンバーは現在、本番に向け、練習を重ねている。
タグラグビーとはタックルの代わりに相手選手の腰に付けたタグをとるため、身体接触や地面に倒れるプレーのない、新しいスタイルのラグビー。
毎週土曜日に豊岡小学校で練習している豊岡土曜タグラグビーには小学1年生から6年生までの約40人が所属。豊岡小を中心に、東台小、鶴見小など近隣7校のメンバーで構成される。豊岡オールスターズは大会に出られる4年生以上で構成された選抜チーム。
悔しさをバネに
昨年は南関東大会で準優勝を勝ち取った同チーム。しかし、全国へは同じ県以外の上位2チームが出場できるというルールのなかで、1位が同じ神奈川県のチームだったために、全国へ行くことができない悔しい思いをしてきた。だが、今年はルールが改正され、純粋に優勝・準優勝チームが全国への切符を手にする決まりとなった。
全国へ奮起
4月に「全国優勝」を目標に掲げたメンバーだが、道のりは簡単ではなかった。長野代表とは大会1週間前の練習試合で引き分け、同じ神奈川代表のチームには直前の大会で敗退し、涙を流した。「2位までには必ず入らなくては」と奮起し、当日まで自主的に朝練を行ってきた。
1月20日に行われた南関東大会には、神奈川・山梨・長野から2チームずつ、6チームが出場した。
リラックスした様子で試合に臨んだ豊岡オールスターズは、順調に勝ち進み、同じ横浜のチームに敗北したものの、準優勝を勝ち取り、全国出場を決めた。
藤丸寛監督は「今年のチームは一人ひとりが考えてプレーできるところが強み。憧れ続けてきた舞台で1戦1戦チャレンジしていきたい」と話し、主将の藤丸楽郁(らいく)さん(豊岡小6年)は、「今まで練習してきた成果を発揮して、全国優勝したい」と意気込んだ。
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