横浜市男女共同参画社会貢献表彰が1月21日、市庁舎で行われ、区内から功労大賞に平出田鶴子さん=人物風土記で紹介=が、推進賞に東みちよさんが選ばれた。
男女共同参画社会とは、男女が互いにその人権を尊重しつつ、喜びも責任も分かち合い、あらゆる分野に対等に参画できる社会のこと。
横浜市では7年前から、男女共同参画社会の実現に向けて積極的に取り組み、他の模範となる貢献をした個人や団体の活躍を称え、表彰を行っている。
今年は功労大賞に2団体と一人、推進賞に1団体と一人が選出。
当たり前着実に
功労大賞は、同社会の形成に向けた気運の醸成に顕著な功績があった人、実践的な活動を積み重ね、男女共同参画の推進に貢献してきた人に贈られる。
平出さんは、社会福祉法人あさひ=豊岡町=の理事長を務める。国に先駆けてホームヘルパーの養成、派遣に着手し、女性の社会参加や就業の機会を拡大させた。以来、多くの介護人材を育成しながら障害福祉サービス事業にも貢献している。平出さんは「当たり前のことをやってきただけ。縁のないことだと思っていたから受賞は驚いた。日本はまだまだ男性社会なところもある。女性がもっと活躍できる社会になるといい」と願った。
起業は難しくない
豊岡町在住の東さんは、先駆的、実践的な活動により今後の同社会の推進者として活躍が期待できる人に贈られる推進賞を受賞。(一社)スマート・ウィメンズ・コミュニティの代表理事として、環境や食をテーマに子育て中でも参加しやすい女性の活躍の場、交流の場づくりを行うとともに、多くの女性の起業を支援している。
東さんは「起業というとハードルが高いと感じる人もいるかもしれないが、女性には向いている。海外では家事や育児を男性も行うことが当たり前。男女がより共同していける社会に」と期待した。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
鶴見のタグ2チームが市長表敬4月18日 |
|
|
ログハウスでこいのぼり工作4月18日 |