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鶴見区版 公開:2019年3月14日 エリアトップへ

操車場90年を辿る 新鶴見小コミハで3月末まで

社会

公開:2019年3月14日

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解説する間口さん
解説する間口さん

 かつては東洋一の規模を誇っていたといわれる「新鶴見操車場」。その開設90周年を記念した展示会が新鶴見小学校コミュニティハウス=江ヶ崎町2の1=で3月末まで開かれている。NPO法人「史季の郷」主催。同コミハ共催。

 期間中は、当時の様子が分かる写真が多数飾られているほか、蒸気機関車(SL)の模型など貴重な資料が展示される。

最盛期は6千台

 大正期、京浜工業地帯の発展が著しく、原料や製品を運送するための輸送路の確保が急務だった。そこで、東京と横浜の間に位置し、東海道線にも近かった旧鹿島田・小倉地域に1929年、新鶴見操車場が開設。南北方向に5・4Km、82・2ヘクタールの巨大な操車場だった。

 当時は何台ものSLが行きかい、最盛期には6千台近くの貨車の仕分けを行っていた。

近代化とともに廃止

 やがて、高速道路などの整備が進み、トラック輸送が台頭。鉄道貨物輸送も近代化が必要になり、コンテナ中心の方式に転換。貨車や操車場は不必要になり、操車場は廃止することになった。

 1984年、新鶴見操車場は新鶴見信号場に生まれ変わり、横須賀線が走る電車線と貨物線、新川崎駅と機関区を残し、不要となった土地は学校や公園、マンションなどに転用され、今に至る。

 同法人の理事・間口健一さん=人物風土記で紹介=は「当時を知り、懐かしんでくれる方もいるが、まだまだ歴史を知らない人も多い。広く知って頂いて、共通の話題になれば」と話す。

 入場は無料。開館時間は、平日、午前9時〜午後9時。土日午前9時〜午後5時。火曜、木曜は休館。問い合わせは同館【電話】045・574・1976。
 

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