東日本大震災の発生から8年を前にした9日、大本山總持寺で震災復興などを祈念する法要企画「祈りの夕べ」があった。
企画は同寺と区民らを中心とした実行委員会。震災翌年から始まり、今年で7回目となる。
当日は僧侶による慰霊法要後、祈念コンサートなどがあった。
法要の導師を務めた總持寺貫主・江川辰三猊下(げいか)は「丸8年。復興はいまだ厳しい道のり」と語りつつ、「支え合い、共に歩むという思いを今一度」と呼びかけた。
コンサートには、一回目から出演する福島県立安積黎明高校合唱団に加え、区内から上寺尾小学校特別合唱部と、初出演の県立鶴見養護学校岸根分教室が参加。当時4歳で震災の言葉を知らなかったという上寺尾小児童は「テレビなどで知るようになった。今私たちにできることは忘れないこと」と話した。最後にはコラボレーションもあり、900人が訪れた会場から大きな拍手が送られた。
また、夕方からは区民らから募ったメッセージ入りの献灯で境内を照らす万灯供養も実施。慰霊の気持ちを東北へ届けた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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