鶴見区版 掲載号:2019年3月21日号
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3月13日付けで鶴見警察署の署長に就任した 須藤 正彦さん 鶴見中央在勤 58歳

守る、第二のふるさと

 ○…「異動先を知ったときは驚いた。ここは第二のふるさとだから」。鶴見工業高校出身で、学生時代は応援団長を務めていた。今でも区内の3大フェスには当時のメンバーも一緒の応援団・鶴団会として学ランを着て参加し、盛り上げている。「悪友も住んでいる。やりにくくも、楽しい日々になる」と嬉しそうな笑顔。「下町風情があって、とにかく思い入れの強い鶴見。愛すべき町を守れることは大きなやりがい」

 ○…旭区出身。「幼い頃はやんちゃだった」と笑う。学生運動が激しかった当時、横浜で見た機動隊員。「大きくて格好良かった」。殉職する隊員の報道なども見て、「自分もいずれはこの戦いに参加しなくては」と強く感じていた。県警に採用されてからは、憧れの機動隊へ。厳しい訓練の日々だった。日航機墜落や阪神淡路大震災、東日本大震災などの現場に立ち会ってきた。オウム真理教事件の時に上官から言われた「半分以上が帰って来られないかもしれない」という言葉は今でも忘れられない。「自分たちの汗や涙が治安維持につながっている。国を守っていると実感できた。それが生きがいだった」

 ○…趣味はウォーキング。今は鶴見の隅々を歩き、高校時代には知らなかった場所を発見しに回っている。「ただ歩くだけでなく、古い建物など、月日の経過や歴史を感じることが楽しい」。娘も警察署員として勤務。「生意気だけど、やっぱり可愛い」とはにかむ。

 ○…目指すは映画『ALWAYS 3丁目の夕日』に出てくるような人情味あふれるまち。「家に鍵なんてかけなかったし、それが人間社会のあるべき姿」。区民がまとまっていれば、犯罪は近づけない。そういった土壌を作りたい。熱い志と覚悟を持って、大好きな鶴見を守っていく。

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