駒岡地域ケアプラザと地域住民によって作られた「こまきち音頭」が3月9日、同ケアプラザの丘の上春祭りの中でお披露目された。
こまきち音頭は、「引きこもりがちな高齢者を巻き込みたい」と考案された音頭。5年ほど前から職員や、近隣住民の力で作られてきた。踊りやすい振付に加え、1から3番まである歌詞には、「人は一人では生きられない」というメッセージが込められている。
お披露目会当日は、地域住民約20人が参加。ケアプラザのキャラクター・こまきちがデザインされたはっぴを着て、大きな輪になって踊った。
音頭の練習会から参加していた駒岡中町に住む女性(82)は「盆踊りは初めてで、誘われて参加した。踊りやすい曲だし、楽しい」と話し、「一人暮らしだから顔馴染みもできて嬉しい」と喜んだ。
活動の中心として奔走し、作曲を担当した故・久松宣雄さんの妻である美江子さんは「色々な人の協力があってできた一曲。地域で広めてもらえれば」と話していた。
今後、音頭は地域のお祭りなどで使われていく予定。
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