高齢者や車いす使用者など、誰でも使いやすいユニバーサルデザイン(UD)タクシーの専用の待機所が3月18日、済生会横浜市東部病院に新設された。
UDタクシーは、健康な人はもちろん、足腰の弱い高齢者、車いす使用者、ベビーカー利用の親子連れなど、誰もが利用しやすいタクシー。
患者が病院から自宅へ帰宅する際、UDタクシーの車両が少なく、利用しづらい状況があったことから、横浜市都市整備局都市交通課と神奈川県タクシー協会横浜支部、神奈川タクシーセンターが設置した。
UDタクシーは、2018年10月に改訂された横浜市都市計画で普及促進が進められている。現在、市内のタクシー台数は4800台で、22年には約3分の1にあたる1440台をUDタクシーにするという目標値も定められている。県内では、500台のUDタクシーが走っている。
これまで市内では、13年に横浜駅東口、15年にみなと赤十字病院=中区=に待専用機所が設置されており、今後も複数の診療科を持つ中核病院から随時設置される予定。
神奈川県タクシー協会横浜支部の大野慶太副支部長は「UDタクシーが普及し、もっと当たり前に使える社会になれば」と期待した。
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