1912年、米国人紀行作家エリザ・R・シドモアの尽力により、アメリカへ友好・親善のために3千本送られたシドモア桜。その桜が江ヶ崎町の新鶴見小学校前と新鶴見公園に咲いており、このほど、満開を迎えた。
里帰り以降、各地へ
アメリカに送られたシドモア桜は、ポトマック湖畔に植えられ、同所を世界的な桜の名所にしたという。1987年に、日本へ里帰りし、横浜山手外国人墓地に眠るシドモアさんの傍らのほか、元町中華街や都筑区・川和駅前に植えられている。
新鶴見小の前に植えられているシドモア桜は、2012年、同校コミュニティハウス2代目館長の東海林瑛子さんが引退時、樹木医である義兄の伝手を使い、江ヶ崎町在住の鴨志田潔さんが植えたもの。
2020年に小学校が英語教育義務化することに伴い、児童が目で見て英単語を覚えられるようにと、このほど桜にまつわるエピソードが書かれた英語版と日本語版の看板も建てた。
鴨志田さんは「日米友好の証となる素敵な桜。子どもたちはこれから外国に行く機会もあるはず。桜と看板を見て、英語を身近に感じてくれたら」と話した。
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