鶴見区版 掲載号:2019年5月16日号 エリアトップへ

横浜市 生活困窮者の早期支援へ 全区でネットワーク構築

社会

掲載号:2019年5月16日号

  • LINE
  • hatena

 横浜市は2019年度、生活困窮者を早期把握して支援につなげようと、昨年度に栄・緑両区で実施していた「地域ネットワーク構築支援事業」を全区に拡大する。各区は地域ケアプラザなどを拠点に、それぞれの特性に合わせた支援を展開していく。

 生活困窮者とは、就労などの状況により経済的に困窮し、最低限の生活を維持できなくなる恐れのある人。市では、生活困窮者自立支援法(15年施行)に基づき各区に相談窓口を設け、ハローワークと連携した就職サポート、家計見直しのアドバイス、一時的な衣食住の提供などを行っている。

 制度における課題の一つが、早い段階で相談や支援につなげること。市生活福祉部によると、新規相談の受付件数は年々増え、18年度(19年3月のぞく)は5492件だったものの、「まだ制度が十分に伝わりきっていない部分がある」と職員は話す。助けが必要な状態にありながらも、状況が切迫してから相談に訪れるケースもあるという。

官民連携で支え

 こうした状況を受け、全区で始まる地域ネットワーク構築支援事業では、地域グループや住民と連携した支援を促し、困窮者を早期に把握するネットワークをつくる。昨年度の栄区では、民生委員・児童委員や自治会町内会員を対象に、制度を学ぶ研修会を開催。緑区では、子どもの学習や食に関する支援に取り組む団体と住民の意見交換会などが行われた。

 今年度は両区の事例を参考に、各区が同事業に取り組む。具体的な取り組みは、各区が地域のニーズなどを踏まえながら決めていくという。「困りごとを抱えた人を早く見つける、気づきのネットワークをつくることができれば」と職員。また、「地域の支え合いが充実すれば、困窮者の孤立を防ぎ、生活の安定化にもつながる」と説明する。

 自治体や関連団体の連携を推進する「かながわ生活困窮者自立支援ネットワーク」(鎌倉市)の阿部裕子代表は「行政サービスと、寄り添い型のサポートができる民間の力を合わせることが重要」とし、「官民連携による横浜市の取り組みに期待している」と話した。

横浜市鶴見区のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://daviusliving.jp

<PR>

鶴見区版のトップニュース最新6

学生の絵で振り込め撃退

学生の絵で振り込め撃退 社会

警察、郵便局が啓発ハガキ

10月17日号

子ども向けに飼育冊子

区内動物愛護団体

子ども向けに飼育冊子 教育

“愛でる”知識学ぶ教材に

10月17日号

鶴見の魅力、沖縄映画祭へ

鶴見の魅力、沖縄映画祭へ 社会

全編区内ロケで制作

10月10日号

2年後の開催、白紙へ

鶴見川サマーフェス

2年後の開催、白紙へ 社会

実行委員会が解散

10月10日号

10月から加入を義務化

自転車保険

10月から加入を義務化 社会

市内加入率は未だ半数

10月3日号

ベイジュニアに選出

東台カルテックス島村宏斗さん

ベイジュニアに選出 スポーツ

区内唯一 活躍ちかう

10月3日号

10年で登録者10倍に

シニアボランティア事業

10年で登録者10倍に

マッチングに課題も

9月26日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月10日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

  • 1月31日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年10月17日号

お問い合わせ

外部リンク