鶴見区版 掲載号:2019年7月25日号 エリアトップへ

鶴見養護で不審者訓練 想定隠し、本番さながら

教育

掲載号:2019年7月25日号

  • LINE
  • hatena
サングラスと帽子の犯人役を取り押さえる教諭ら
サングラスと帽子の犯人役を取り押さえる教諭ら

 鶴見警察署協力のもと、犯人像や侵入経路などを伏せた形で行う不審者対策訓練が、県立鶴見養護学校で18日に行われた。参加者からは「次の動きが読めず怖かった」「一瞬の判断が難しい」などと、実際に即した訓練の重要性を語る声が上がった。

 訓練は同校が毎年企画。内容は警察が考案し、犯人の人数や性別、人物像や想定など、すべてを伏せた状態で行う本格的な訓練となっている。

 当日は、2回実施。使用するエリアのみ決められ、教職員らは先生役、児童・生徒役、見学者にわかれた。

 今年の犯人役は男性一人で、一回目は幻聴がきこえ、「ストーカーがいる」などとつぶやく人物を想定。二回目は学校の騒音で失職したとクレームに訪れる人物を演じた。二度とも終盤に刃物を出し、数人がかりで取り押さえる場面があった。

 撮影した動画を見ながら行われた講評では、署員が「一人での対応が長い」「犯人との距離が近く刺される可能性がある」などと指摘。警察への通報が刃物を出した時点だったことを聞き、「通報は不審者が侵入した時点」とアドバイスした。

 一方、外を回って職員室に連絡を入れた教諭がいたことにも触れ、「校内では携帯電話を持っていないと思うので、とっさの機転は素晴らしかった」と評価した。

目前集中で声出ず

 同校は川崎市登戸で5月に発生した児童殺傷事件後、安全対策への保護者の関心が一層高まっていたといい、井出和夫校長は「訓練の重要性を再認識していた」と話す。

 最初に発見した男性教諭は「大声を出して興奮されたらと考えた」と、応援を呼べなかった状況を吐露。教室内から出て駆け付けた2人の教諭は、音がほとんど聞こえなかったとし、「初めは酔っぱらった人かと思った」と受け手による第一印象の違いも鮮明になった。

 3人は「目の前に精一杯ですぐに声が出ない」と振り返り、「客観的に反省もできるので、こうした経験は必要」とした。

 同校は今後、アンケートなどで結果をフォローしていくという。

鶴見区版のトップニュース最新6

案内パンフレット製作

東寺尾北部町内会

案内パンフレット製作 社会

消防団と連携 防災情報も

4月22日号

一時停止向上へ「お礼運動」

一時停止向上へ「お礼運動」 社会

区、警察 児童対象にスタート

4月22日号

横浜駅西口に交付拠点

マイナンバーカード

横浜駅西口に交付拠点 社会

鶴見区含む8区が対象

4月15日号

地域一丸で謎解き企画

地域一丸で謎解き企画 教育

寺尾小周辺 密さけ工夫

4月15日号

警察署建替えを要望

警察署建替えを要望 社会

区内5団体 移転含め連名で

4月8日号

IC化で利用実態把握へ

横浜市敬老パス

IC化で利用実態把握へ 社会

制度適正化へ一歩

4月8日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月11日0:00更新

  • 2月16日16:09更新

  • 1月1日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年4月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter