馬場っ子サポーターズ代表として、親子や教師の交流の場を作る 石井 勉さん 上の宮在住 46歳
父の糧は子の笑顔
○…親子とPTA、教師が交流し、楽しい思い出を作る――そんな思いで活動する馬場っ子サポーターズ。水遊びに仕掛け花火、大人も子どもも笑顔にする、馬場サポ主催の一大イベント「夏フェス」を先日無事に終えた。日ざしに負けない笑顔、楽しかったの声、それがやりがいだ。
○…6年前、長男の入学を機に馬場サポに入会。馬場小PTA公認サークルとして、入学式にあった説明。その理念に共感した。「やれる範囲で無理せず」。メンバーが口癖のように言い合う考え方にも、気軽さを感じた。「3人子どもがいて、先生と近くで交流できるのも良いと思った」。今年度、設立12年目となる馬場サポの代表に就任。「誰かがやらないと」。責任感で就いた代表の座。「せっかくやるなら、しっかり次の世代にバトンが渡せるように」。仕組みづくりにアイデアを実現中だ。
○…普段はIT系企業に勤務する土日休みの会社員。中学1年生の長男、5年生の長女と3年生の次女の父でもある。「犠牲にしてまではやらない」。夫婦で共感した馬場サポの活動には、家族みんなで参加する。「事前の準備や打合せも一緒。子どもたちは横で遊んでますけど」と笑う。誰よりも、我が子の笑った顔が見たい。それが最大のエネルギーという。
○…現メンバーは5人ほど。「自分たちも子どもと交流して楽しむ」。それをモットーに継続を目ざす。夏フェスの目玉となる花火の点火役を、今年は参加した父兄に頼んだ。「参加型にして、団体が次世代につながるように」。WEB上の機能を活用し、アンケートにも挑戦。「来年は自分たちも参加できる形でスイカ割をしたい」と意気込む。「流しそうめんもやりたい」。あふれ出るアイデアを、みんなで一緒に楽しむために、創意工夫で仕掛けを作る。
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