広島、長崎の原爆の日に合わせて、戦争の恐ろしさを伝える「親と子の原発パネル展」が8月5日から8日にかけて鶴見区役所で開かれた。主催は、鶴見を中心にした13の団体で組織される同実行委員会。
日本が被爆して今年で74年。パネル展は、広島と長崎の記憶を風化させないためにと、コープかながわ鶴見区事務所が企画。毎年夏頃に行われ、今回が16回目となった。
今年は原爆と人間、鶴見横浜大空襲、東日本大震災の原発事故などのパネルを80点ほど展示。いずれも写真やイラストに文章が添えられたもので、原爆や空襲の凄惨な様子を生々しく伝えていた。6日はココファン鶴見で被爆者が語る平和のつどいもあった。
広島へ家族旅行に行くという霧生博幸さん(49)は、展示を見て「言葉が出ない。現実の世の中とは思えない。平和な世の中を引き継いでいかないといけないと感じた。広島平和記念資料館を訪れて、息子にも伝えていきたい」と話していた。
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