歩行シミュレーター「わたりジョーズ君」を使った交通安全教室が8月20日、江ヶ崎公会堂で開かれた。鶴見警察署、鶴見区役所、江ヶ崎町内会が主催。
わたりジョーズ君は三面のスクリーンにCGの模擬道路を再現し、実際に横断しているような感覚で、道路横断中の危険性を体験できる装置。体験者の身体運動、動作のタイミングを測定して、自分の歩行や判断能力を確認できる。
江ヶ崎町では昨年9月に交通安全教室を企画していたが、大雨で中止。今回初開催となった。
横断中も左右確認
当日は、約20人が参加し、一人ひとりわたりジョーズ君を体験。雨天時や夜間、障害物のある道路など、様々な状況がCGで再現された。
初めは左右を確認していたが、途中から右方向しか見ずに轢かれてしまった参加者に対して、県警察の職員は「初めだけでなく、渡っている途中も左右を確認することが大切」と助言。そのほか、「反射材をもっているがつけていない人が多い」、「横断歩道で止まってくれない車もいるので、渡るアピールが大切」など、注意を喚起した。
同町内会の黒川治宜会長は「江ヶ崎町には道が狭く、人通りの多いスクールゾーン、歩車分離していない道など、危ない場所がある。啓発につながれば」と話した。
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つるぎん27日に4月25日 |
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