市政報告 市民の意見も聞かない市長は許せませんカジノ誘致はやめるべきです! 日本共産党 横浜市会議員団 副団長 古谷やすひこ
8月19日、林市長は、「横浜へカジノを誘致する」という大変な決定を勝手に宣言してしまいました。さらには、「住民投票も行わない」とわざわざ発言しました。
意見を聞かない市長
2年前の市長選挙では、まさにカジノ誘致問題が大きな争点のはずでした。しかし林市長は、カジノ誘致については「白紙だ」として争点化を避け、当選を勝ち取りました。
つまり、市長はカジノ誘致について市民の審判を受けないまま、現在に至っています。
私は強い憤りを覚えます。林市長は、市民の間でカジノ誘致反対の意見が多いことは分かっていました。だから選挙の争点にすることを避けた。そして何も言わないまま市長の座をかすめ取った、そう言わざるを得ません。
カジノそのものが、たくさんの問題点を持つことや、プラスだとする経済効果は全く根拠を示しておらず、マイナス効果については計量化もしていないことなどはもちろん大問題です。
市長は選挙で掲げた政策集の中で「市民、市議会の意見を踏まえたうえで方向性を決定」すると書いていたのに、それもやらない。これは明確に公約違反です。
そのうえ、市民の強い反対の声があることを知りながら、全く市民の意見を聞かずにカジノ誘致を宣言するというのは暴挙であり、こういうやり方を「独裁」というのではないでしょうか。
是非を市民に問うべき
少なくとも、カジノ誘致について賛成か反対かを市民に聞くべきです。その市民の判断が示されたうえで市政運営を行うのがスジです。
議会の中では、横浜市会第二会派の立憲・国民フォーラムも市長のカジノ誘致宣言を批判しています。無所属議員も反対しています。日本共産党は、カジノ誘致を止めるために、あらゆる団体・個人の皆さんと一緒に頑張ります。横浜の街を賭博場のある街にしてはなりません。市長がカジノ誘致を断念するまで、たたかい続けます。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>