横浜鶴見沖縄県人会(金城京一会長)が6日、火災により焼失した沖縄県・首里城の復興を支援するため、募金リレーをスタートさせた。
首里城被災後、会員内で募金を集めていたという同会。鶴見区の森健二区長をはじめ、周囲から激励や支援の名乗りがあったこともあり、今回の取組にいたった。
賛同してくれる区内のイベントなどに出張して募金箱を設置し、リレー形式で支援の輪を鶴見全体に広げていく考えだ。
そのほかにも鶴見区役所1階総合受付に常設。今後、設置店舗や施設、イベントを募りながら、可能な範囲で集めていくという。
戦前から縁
鶴見と沖縄の縁は戦前から始まり、多くは京浜工業地帯が隆盛のころに移住。潮田・仲通りを中心に沖縄タウンが広がり、現在はウチナー祭が人気を博すなど、鶴見独特の文化に発展している。
幹事長の並里典仁さんは、県人会館にある首里城のパネルに触れ、「見るたびに胸が苦しくなる」と目を潤ませる。青年部の下里優太さんは「改めてシンボルだったと気づかされた。鶴見区など、皆さんの協力で募金が始められたことに感謝したい」と話した。
募金は3月末まで実施。4月中旬に、つるみ応援団として参加する沖縄国際映画祭で持参する予定だ。
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