鶴見消防署や鶴見警察署などによる合同の負傷者多数発生対応訓練がこのほど、新鶴見ドライビングスクールであった。訓練は東京五輪に備えた関係機関の連携が目的。
当日は鶴見消防署と消防団、警察、市内での自然災害などが起きた場合に出動する済生会横浜市東部病院・横浜救急医療チーム(YMAT)などが参加。負傷者役として横浜市医師会聖灯看護専門学校、鶴見国際交流ラウンジも加えた約70人が集まった。
交通事故で車が歩道上の集団に衝突し、負傷者が多数発生した状況を想定。指揮本部設置、負傷者の手当ての緊急度に応じて優先順位をつけるトリアージなど、同時進行で行われた。負傷者役には外国人もおり、通訳機能付きハンドマイクで対応する場面もあった。
看護学校の生徒は「救急の方が臨機応変に対応してくれて安心できた。負傷者役をやることでもっと患者さんの気持ちを考えなければと思った」と話し、山田裕之鶴見消防署長は「五輪は暑く厳しい警備環境下で実施される。連携を強固にしていきたい」とした。
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