寺尾小学校の地域学校協働活動がこのほど、2019年度の「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰を受賞した。関係者らは「ふるさとに誇りをもつ子どもの育成に努めてきたことが認められた」と喜ぶ。
同表彰は、地域と学校が連携した活動のうち、他の模範と認められたものに対して実施。今年度は全国から100団体が選ばれた。
寺尾小学校が評価されたのは、地域と積極的に行ってきた活動だ。同校おやじの会が中心となり行われている、児童らの遊び場である山道「トリムコース」の整備や、図書館ボランティアによる朝の読み聞かせ。その他にも、地域の人から提供された苗を使った田植えの授業など、様々ある。
「育て隊」を発足
活動継続のため、昨年度、学校と地域のパイプ役として活動してきた学校地域コーディネーター4人で構成される「てらぴよ育て隊」を発足。読み聞かせを大人や地域にも広げようと学校外との調整なども行っている。
北村高則校長は「今は先に取組があり、できるところは協力するような形だが、今後は同時展開で学校カリキュラムにも地域との協働を組み込みたい」と意気込み、育て隊の松本真樹さんは「地域との活動を円滑に続けていくため、知恵を絞っていきたい」と話した。
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