2020年 市政報告 カジノ誘致を止める歴史的な一年に 日本共産党 横浜市会議員団 副団長 古谷やすひこ
昨年夏に突如、今までの「カジノは白紙」をひるがえして、積極的にカジノ誘致を推進しようとしている林市長。それに対して、多くの市民の皆さんが「カジノはいらない」の声をあげています。今まで自民党や市長に一票を投じてきた方でも「カジノはだめだよね」と言ってくださる方は本当に多いです。
STOPカジノロードマップ
私は何とかしてカジノ誘致は止めたいと強く思います。市民の皆さんから付託を受けた市会議員として全身全霊かけて市長に切り込むような質問を続けてきました。
そしてカジノ誘致を止めるためにどうするか。まず市民の意見を聞く機会を持つべきだと思います。そのためには誘致の是非を問う住民投票の実施を市民が市長に求めるべきだと思います。
住民投票条例は、法定の署名数が集まれば市長が拒否することはできず、議会で議決することになります。運動を進める市民団体は、受任者目標5万人を早期に達成させ次第、本署名を実施するとしています。
そして市長が招集する議会で実施の是非が決められます。その際、目標として法定得票を大幅に超える50万筆という署名を集め市長・議会を揺り動かす。こうして住民投票が実施されれば、そのこと自体が画期的な出来事です。
しかしそれを議会が否決するような事態になれば、次は市長のリコールです。市長リコールを進める市民団体によれば署名期間は7月8月と聞いています。住民投票条例の制定運動に参加された多くの市民が、この運動の新たな担い手として協力していただけるように手を尽くすことが、私たちに課せられた重要な役割となります。
リコール成立に必要な50万筆の署名を集めると、その先に「市長の解職に賛成か反対か」の住民投票が行われます。その住民投票で市長解職が賛成多数になれば、市長は失職です。
そして最後が2021年夏の市長選挙です。その選挙で勝つには、カジノ誘致反対の市民・団体・政党が一丸となることが必要です。そうしてカジノ誘致市長候補に勝てば、横浜へのカジノ誘致が止まります。また市長が変われば、カジノ以外の遅れた市民向け施策が前に進む可能性が広がります。
歴史的な一年に
困難な道であることは確かですが、私は未来の子どもたちが住む横浜に、カジノを残したくはありません。何としてもカジノ誘致を止めたい。今年はそんな歴史的な一年にしたいと思います。カジノを止めるために、力をお貸しください。
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