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鶴見区内火災件数 2年連続市内ワーストに 昨年概況まとまる

社会

掲載号:2020年1月23日号

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 市内で昨年一年間に発生した火災・救急出場件数の概況(速報値)がまとまり、鶴見区の火災発生件数は2年連続で18区中最多だったことがわかった。前年比では5件増。増加に転じたのが年末だったこともあり、広報・啓発に腐心した関係者らは悔しがる。

 区内の昨年一年間の火災件数は76件で前年比5件増。死者は3人で1人減だった。市全体では685件で同17件減。最少は栄区の13件となっている。市内18区中で増加したのは鶴見のほか、港南(22件増)、金沢(21件増)、磯子(12件増)など6区だった。

「放火」が1位

 区内の主な出火原因は、前年から8件増えた「放火」が21件でトップ。昨年1位だった「たばこ」は2件増の17件で、「こんろ」8件(2件減)と続く。

 鶴見消防署予防課は、「たばこ」による火災は消火の確認不足が一因と分析。火種が十分に消えていない状態で捨てるなどし、火災につながってしまっているとする。

呼びかけ実らず

 市全体で減少傾向にある中での結果に、危機感を募らせた関係者らは、昨年一年間も様々な啓発活動を実施してきた。

 駅頭での広報のほか、各地域の集まりや銭湯での啓発キャンペーンを企画。特にたばこ火災については、区内コンビニエンスストアの協力を得て、啓発用に作成したポケットティッシュを購入者に配布してもらえるように手配。喫煙所には注意喚起の文章を掲示するなど、工夫を凝らした。

 「たばこは至るところで声をかけてきたが足りなかった。区民一人ひとりの意識も重要なので、地道に啓発していく」と同署は話す。

右肩上がり変わらず

 市内全体でも右肩上がりとなっている救急出場件数は、区内で前年比640件増の1万5645件。港北、中に次ぐ3番目に多い結果となった。

 市内全体では21万件を超え、9年連続で過去最多を更新。搬送人員は18万2646人で、そのうち高齢者は10万2618人と大幅な増加となっている。

 同署は「高齢化が進む状況を考えると難しい部分もあるが、♯(シャープ)7119の活用など、適正利用を促していきたい」と話している。

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