県政報告ひでしの「実績で勝負」㊼ 県障がい者スポーツ協会設立発起人会が開催 公明党 鈴木 ひでし
昨年のラグビーワールドカップは、日本代表の活躍だけでなく、試合を通じた勇気や感動などが見ている人達の感情を揺さぶり、大きく盛り上がりました。改めてスポーツが持つ力の素晴らしさを感じたところです。
さて、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催があと5か月程に迫ってきましたが、大会中は、再び日本中が大きな歓声に包まれることでしょう。その様子を想像するだけで今から心が躍ります。
特に、パラリンピックは、日頃、障がい者スポーツの推進を課題の一つとして取り組んでいますので、日本代表選手の活躍等により、障がい者の方々にとってスポーツがさらに身近なものとなり、始めるきっかけになれば大変嬉しく思います。また、障がい者スポーツに対する理解や関心の高まりにつながることを願っています。
県障がい者スポーツ協会設立発起人会
こうした中にあり、今年1月中旬、神奈川県内の障がい者スポーツの中心となる協会の設立に向けて発起人会が設置されたという新聞報道がありました。背景には、本県に障がい者スポーツの中心となる団体がなく、関係者の御苦労も多いという状況がありました。
私としては、これをなんとか改善し、障がい者スポーツを発展、普及させたいという強い思いから、平成29年9月の神奈川県議会において、知事にこうした団体の必要性を訴え、知事からは、団体設立に向けた具体的な取組を進めていくとの答弁をいただきました。
その後、県からは適宜、設立に向けた状況報告を受けていましたが、ようやく2年を経過し、令和2年1月10日に「神奈川県障がい者スポーツ協会設立発起人会」が開催されました。
発起人会では、協会設立の経緯もありましたので御挨拶の時間をいただきましたが、3年前、ある障がい者スポーツ関係の方から、本県には障がい者スポーツの中心となる団体がないということを伺い、「設立に向けて尽力しなければいけませんね」と、お約束したこと思い出し、ようやくここまで来たのだなと感慨深いものがありました。
発起人会は、障がい者スポーツの関係団体の方々等を中心に構成されており、ここに至るまでには関係者の多大な御尽力、御協力があったことと思います。また、これを支えてきた県の担当職員の御苦労も多かったと思います。関係の皆様に深く感謝いたします。
新しい協会への期待
発起人会では、今年3月の協会設立に向けて、具体的な手続きが進められていくということです。設立後は競技団体や選手の方々にとって、スポーツ情報の共有だけでなく、会員の方々の連携によるスケールメリットを生かした競技の普及、競技力向上の取組など、大きく活動環境が変わっていくことで、障がい者スポーツの裾野拡大にもつながっていくことが期待されます。
協会の設立までもう少しですが、県民の皆様から信頼を寄せられ、障がい者のスポーツ活動を力強く支えていただける素晴らしい協会が設立されるよう、全力で支援してまいります。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>