国の緊急事態宣言を受け、経営の厳しい飲食店を応援しようと、フェイスブック上で区内のテイクアウト可能な店舗情報を集約する取組が始まっている。
その中には、業態を変更して工夫している店舗もある。区内のある居酒屋では、7日から1カ月程度、テイクアウト専門で営業することを決めた。
テイクアウトできるのは、5種類のやきとりや長芋ステーキ、まぐろ落とし、やきそばなど。来店や電話で注文を受け付ける。
通常は閉めている小窓を開放し、入店の必要なく注文を可能にした。小窓は、これまでも鳥インフルエンザの流行といった緊急時、テイクアウトを実施するために開放してきた。店主は「ここ5〜6年はお世話になっていなかったんだけどね」と苦笑する。
酒販売も厳しく
テイクアウト専門に転換し、売り上げは通常時の半分程度だという。9日に国税庁は、飲食店の申請者に酒の持ち帰り販売ができる期限付き免許の付与を行うことを決めたが、店主は「店舗ならではのカクテルなどあればいいが、そうでなければわざわざ買いに来る人は少ないと思う」と難色を示す。
「厳しいが、雇用や家庭も守らなければならないし、お客さんの気持ちには応えたい。工夫してやっていくしかない」。
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