「空の青さ、鳥のさえずり、芝生の香りを感じながら、気持ちよく呼吸をして」――。
県立三ツ池公園=横浜市鶴見区=の花の広場で4月17日、青空ヨガが開かれた。
「今だからこそ」
講師は、8年ほど前から、区内公共施設で教える紙谷由起子さん。現在は、馬場地域ケアプラザや寺尾地区センターで複数の教室を持つほか、年に一度、三ツ池公園で親子ヨガ教室を開催する。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、3月上旬に区内公共施設が休館となった後、すぐに青空ヨガを開始。7日に緊急事態宣言が発令され、一度は中止を検討したが、「こういう時だからこそやってほしい」との声が多く、感染症対策を徹底して開催することに決めた。
当日は近隣住民5人と、WEB上でテレビ電話ができるアプリを使って2人が参加。マスクを着用し、ヨガマットは間隔を十分に開けて配置。寝転ぶ姿勢からスタートし、座り、立ちポーズと全身を使い、風を感じながらヨガを楽しんだ。
参加者は、「コロナで気持ちも疲れていたがリフレッシュできた」、「やるのとやらないのではその日一日の気持ちが違う」と笑顔を見せた。
紙谷さんは「自粛が続き、気持ちが落ち込んでいる中、何かできないかと思った。教えに来ているが、自分も癒されている」と話した。
青空ヨガは月、水、金の午前10時からで、参加費500円。ただし、今後の開催は社会状況を見ながら実施する。詳細は紙谷さん【メール】aozorayoga.mitsuike@gmail.com
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