区内で振り込め詐欺などの特殊詐欺被害が多発している。鶴見警察署によると、管内での特殊詐欺認知件数は、5月7日までに24件。内訳はオレオレ8件、預貯金6件、融資保証1件、還付金3件、キャッシュカード詐欺盗6件。被害額は、約6385万円に上り、神奈川県下ワースト。4月に80代女性が現金2千万円をだましとられる被害も起きている。
同署は今後、国民に一律10万円を給付する特別定額給付金を悪用した特殊詐欺の発生が考えられると危機感を募らせる。
全国ではすでに自治体職員を名乗る電話で「給付金が支給される」と告げた上、「口座に振り込むので通帳とキャッシュカードを用意するように」などと伝え、犯人が自宅に訪れ、キャッシュカードを搾取する詐欺が発生。同署は「これまでも役所の職員や警察官を名乗って電話してくる手口が少なくない」とし、注意を呼び掛ける。
対策としては、新型コロナウイルス感染症の影響でキャンペーンが実施できないためイトーヨーカドー鶴見店にチラシを設置するなどして対応。同署は「住民に対策を周知し辛いのが現状。一層注意して」と呼びかける。※数字は全て手集計
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