市政報告太'sレポート 104 円滑な定額給付金支給を 横浜市会議員 公明党 尾崎太
横浜市会は令和2年第1回臨時会が開催され、5743億円を超える補正予算が成立しました。
新型コロナウイルスへの対応のため多岐にわたる支援内容となりましたが、私の所属する市民局では「特別定額給付金」の審査が行われました。
今回の市民一人あたり10万円給付の決定に際しては「緊急事態宣言」が全国に拡大されたことを受け、既に決定済みだった緊急経済対策予算の組み替えにまで及んだことは、政治が国民生活の急激な変化に素早く対応するための大きな決断だったと認識しています。
それを受け、会派として4月27日に市に対し、早期支給に関する緊急要望書を提出致しました。
市は日本最大の人口(約376万人)を抱え、世帯数も182万世帯を超える規模であり、支給のための事務作業は相当な規模となります。
郵送申請については、5月29日頃に申請書が発送される予定で、6月上旬の振込に向けて準備が進められています。
この他、膨大な事務作業に対応するために、コロナウイルスの影響でアルバイトを失った学生などに事務作業を担って頂くことや、コールセンター(5月18日に開設)における外国人への丁寧な対応、各種福祉サービスにおける収入認定への配慮などを求めました。
また、児童手当の受給世帯に対して、対象児童1人当たり1万円を給付する臨時特別給付金が給付されます。
学校の休校により大きな影響を受けている子育て世帯への支援として大切な事業であり、対象者にできるだけ簡易な手続きによる給付や、今回は「本則給付」の受給世帯のみが対象となっていることから、丁寧な周知などを要望しました。
酸素濃度測定も
コロナウイルスは、基礎疾患がある場合などは軽症の診断であっても、症状の急変が報告されているため、日々の健康状態の正確な把握が重要です。血中の酸素濃度の測定が有効とされていることから、市においてもパルスオキシメーターの活用を提案しています。
今回の危機を乗り越えるため、小さな声を聞きながらスピード感を持って対応して参ります。
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