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鶴見区版 公開:2020年5月28日 エリアトップへ

【Web限定記事】横浜市鶴見区 ひとり親11世帯に食糧品配布 区内NPOが支援

社会

公開:2020年5月28日

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食糧品を積み込む須田さん=左=ら
食糧品を積み込む須田さん=左=ら

 区内で児童支援などを行う特定非営利活動法人サードプレイス(須田洋平代表)が5月23日と24日、新型コロナウイルス拡大により生活に影響を受けるひとり親の11世帯に、米や缶詰、保存食などの食糧品計約130kgを配布した。

 コロナ禍においてひとり親世帯は、長引く学校休校や経済活動の停滞で著しく収入減となっている家庭が増えており、政府も低所得のひとり親世帯を対象に臨時給付金を支給する方針を固めるなど、支援する動きも広がっている。

飲食店や企業、団体と連携 

 同団体では、こうした切実な状況を受け、食糧品の配布を企画。食糧品の寄付、配布先となる区内在住のひとり親世帯を募り、23日と24日、第一弾として集まった食糧品を配布した。

 寄付は個人からに加え、企業なども協力。同じく、新型コロナで困窮する外国人世帯向けに食糧品配布を実施しているNPO法人ABCジャパンとも連携し、食糧品のシェアも行った。

 また、先日、ひとり親世帯にテイクアウト弁当を無償提供する企画に参加した、串焼き居酒屋・楽匠(山崎匠オーナー)=鶴見中央=ともコラボレーション。共通の知人から、「食糧品配布に弁当をつけたらどうか」と提案があり、寄付金をもらったことで実現した。当日は、寄付金で購入した楽匠の弁当も届けた。

 利用した親は、「食費が本当にかかっていたので助かる。(受け取った日は)子どもたちとほっこりさせてもらった」と喜んだ。

 企画した須田さんは、今回は明日の生活がままならないというほど困窮した相談はなかったものの、収入減など不安を抱える家庭がほとんどだったとしたうえで、「配達したときの、ホッとした顔が印象的だった」と話した。

 「食料品を届けるというのも必要だが、『なんでも相談していいんですよ』『頼れるところが近くにあるよ』というメッセージを届けることができたことがとても良かった」と須田さん。同団体では、6月も20日と21日に実施を予定しているという。詳細問い合わせはホームページ【URL】https://www.n-thirdplace.com/参照。
 

寄付で集まった食糧品
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